備忘録

主に映画やドラマの感想など。

クラウディア(高年)がタンハウス製タイムマシンを手に入れた経緯 【ダーク/Dark on Netflix シーズン1&シーズン2&シーズン3考察】

f:id:RayFord:20200711110148p:plain

Wikiより

ネタバレ満載なので未視聴の方は注意。

 

 

前記事で「今回がダークのラスト記事」とか言いながら、何食わぬ顔でダークの記事を書き始める自分…(笑) 

ていうかやはり、視聴から数週間経った今になって「ダーク終了」という実感が湧き始め、喪失感がえげつないんですよ。

ということで、そんな心の隙間を埋めるべく作中の未解決な点を語ろうではないかと。今回取り上げるのは未だ謎多きタンハウスのポータブルタイムマシン。

 

当ブログでも再三強調しているように、H・G・タンハウスが生涯で作成したタイムマシンはたったの1基です。

つまり、一見何基か出回っているように見えるタイムマシンだが、実際は同じ物(ただし別年代)がぐるぐるしているだけということ。

 

最終シーズンで「ハンナのタイムマシンは1911年に持ってこられた」ことが判明しましたが、それ以外はかなり有耶無耶のままなんですよね。特にクラウディア(高年)がタイムマシンをゲットした経緯。ここが謎すぎる。

やはり海外のファンコミュニティを覗いても、私と同じように頭を悩ましている人が多く見受けられましたし。

 

そんな中、つい先日ある方がドラマ内で与えられた描写を基にタイムマシンの所有者の移り変わりを分かりやすくまとめてくれました。ページを開きモザイクをクリックすると画像が開きます。リンク↓ 

www.reddit.com

 

これさえ見ればタンハウス製タイムマシンについて丸わかり!というレベルのクオリティですね。もちろん英語なので自力で訳す必要がありますけど。

 

クラウディア(高年)のタイムマシン入手経路は?

 

多くのファン(作成者さんも含む)の推測だと、クラウディア(高年)はシーク・ムンドゥスにあったタイムマシンを奪ったのではないか?というのが最もポピュラーな意見。

 

シーク・ムンドゥスの拠点には一時期別年代のタイムマシンが2つ集結していました。それが、

  • ヨナス(中年)がかつて使用し、セシウム不足から使用不可能になったもの。
  • ハンナ(中年)が持ってきたもの。

の2つ。クラウディア(高年)はこの内どちらか1つを盗んだということになります。

クラウディア(高年)はりんご型装置とかいうOverpoweredマシンをエヴァ世界クラウディアから奪い取りましたからね。

ぶっちゃけあれさえあれば自由自在に好きな年代へと飛べるし、「シーク・ムンドゥスへに潜入して奪った」という可能性は十分ありえる。

 

ただ、シーク・ムンドゥスにあったタイムマシンはクラウディアが盗む前にある人物の手に渡っていたんだろうと思われます。それがノア

 

というわけで続きます↓

 

ノア(中年)のタイムマシン入手経緯

 

クラウディア(高年)と同じように、ノア(中年)がタイムマシンを受け取る描写は全くありませんでした。

ただノアの場合はシーク・ムンドゥスと繋がりがあったので、その拠点にあったタイムマシンをアダムから授かったと考えるのが妥当でしょう。

 

ノアは一時期タイムマシンを2つ所持していた

 

先程シーク・ムンドゥスには別年代のタイムマシンが2基あったと言いましたが、ノアはその2つを使用していた可能性があるっぽい。

これもまた年表の作成者さんによる面白い提唱ですが、確かによく考えたらそのはずなんですよ。

理由としては、ノア(中年)はバルトシュ(少年)にタイムマシンを与えた後にもタイムトラベルをしているということ

 

あの時点(S2)では洞窟のトンネルが閉じられていたので1954-1987-2020の移動は不可能だったし、そもそも洞窟のトンネルは1921年には繋がっていないので1921年に戻る手段に関してはタンハウス製タイムマシン頼みなんですよね。

それにもかかわらず、ノア(中年)はバルトシュにタイムマシンをあげた後も1921年、1954年、2020年に現れているので、彼はバルトシュにあげたタイムマシンとは別のタイムマシンを持っていた、ということになると思います。

 

恐らくアダムから授かったタイムマシンはハンナが使用していたもので、ノア(中年)はどこかのタイミングで使用不可だった前所有者ヨナス(中年)のタイムマシンにセシウムを補充し、そちらも携帯していたのでしょう。

 

ノア(中年)が使用していたタイムマシンは彼がアダムに殺された後、そのままシーク・ムンドゥス拠点に残されていたのだろうと推測されるので、クラウディア(高年)はそれを奪ったのではないかと。

アダムはノア(中年)を殺した後すぐに2020年、2053年へとタイムトラベルしシーク・ムンドゥスの拠点を放棄します。

恐らくこの辺りでクラウディア(高年)はシーク・ムンドゥスの拠点に潜入したのかな。

この拠点は後に名のない男達の手によって焼き払われちゃいますから。

 

 

おわり

 

私の補足も混ぜつつ要点をまとめてみましたがいかがだったでしょうか。

とは言っても、やはり時系列を文字に起こすだけではややこしいので、やっぱり分からない!という方は上記リンクの画像をご覧ください。100倍分かりやすいですから。(投げやり)

当然、描写されなかった箇所に関してはこの方の憶測も含まれていますが、個人的にはこの年表が現時点で最も筋が通っているのではないかなーと。

 

とりあえずタイムマシンの所有者変遷に関しては一件落着。多分ね。

ただ、クラウディア(高年)がタイムマシンの起動にスマホを使用していないのはどういうこと?等の謎は残っていたりするんですよ。その他また興味深い考察があったらシェアするかも。