各エピソードを振り返る (S1E6)【ゲーム・オブ・スローンズ】
以下の記事は一つ一つあらすじを解説するわけではなく、振り返りです。
なので、あらすじのまとめ方はほぼ箇条書き+かなり雑になります。
そして先々の展開のネタバレなどが盛りだくさんですので、全シーズン見終わっていない方はここでストップすることをオススメします。
王都
脚を負傷したネッドは目を覚ます。そこには大喧嘩したロバートとサーセイが。
ロバートは早くラニスターと仲直りをしろと促し、狩りに出る。
ナローシーの向こう側
デナーリスは興味本位でドラゴンの卵を温める。そしてその熱された卵を触るがなぜか火傷をしていない。
ウィンターフェル
三つ目の鴉の夢を繰り返し見るブラン。
ブランはできたてホヤホヤのサドルをつけてロブ、シオンと一緒に馬で出かける。
その最中、森のなかでロブ達とはぐれてしまうブラン。そんな彼のもとに野人が襲いかかってくる。
間一髪でブランを救ったロブとシオン、野人の女"オシャ"は生け捕りにする。
よく服装を見れば気づくと思いますが、この野人の連中に1人ナイツウォッチのメンバーがいるんですよね。
彼もホワイトウォーカーの危機を感じて脱走したナイツウォッチの1人です。
王都
親しかったジョリーが殺され、ネッドも負傷したということで落ち込んでいるアリア。
シリオはそんなときこそ稽古に最適だといい続行する。
ナローシーの向こう側
馬の心臓をまるごと貪り食うデナーリス。
ヴィセーリスはドラゴンの卵を持ち出して逃げようとする。それを止めるジョラー。
ヴィセーリスとジョラーのやり取り、
ヴィセーリス:You sworn an oath to me. Does that loyalty mean nothing to you?=あんたは俺に誓ったよな?あの忠誠心は形だけなのか?
ジョラー:It means everything to me.=いいえ、あれは心からの忠誠です。
ヴィセーリス:And yet, here you stand.=にもかかわらずここに立っている。
ジョラー:And yet, here I stand.=にもかかわらずここに立っています。
ジョラーの出身、モーモント家の標語は「Here We Stand」なのでそれに重ねたセリフ。
モーモント家の標語の公式日本語訳は不明。フレイ家の標語「We stand together=我ら双び立つ」と若干似ているけど(笑)
高巣城
ティリオンはついに罪の告白をするといい、表に出る。
そこで彼が告白した罪は全く関係ないもので、これらは牢屋から一時的に出るための口実であった。
ティリオンの本当の狙いは決闘裁判に持ち込むこと。ジェイミーを代理闘士とすればティリオンの釈放はほぼ100%確定するから。
しかし、ライサは決闘裁判は今日行うという。何千キロも離れたジェイミーを今日中に呼び出すのは不可能。ティリオンはボランティアを募集するがもちろん誰も相手にしない。
そんな時、偶然旅籠で出会い、ここまでティリオン達と一緒に同行してきたブロンが代理闘士として立候補する。
王都
ネッドはロバートの代理で人民の相手をしていた。
ある男によると、彼の村がマウンテンことグレガー・クレゲイン率いる隊に荒らされたという。
そんなマウンテンに対しネッドは死刑宣告をし、ベリック・ドンダリオンを派遣する。更にタイウィンを王都に呼び出す。
もちろんこの一連の出来事はタイウィンの指示。
タイウィンは息子ティリオンを捕らえたキャトリンの故郷リヴァーランドを荒らすようマウンテンに命令した。
実はこの計画にはもう一つ大きな狙いがあったのです。
タイウィンはキャトリンの故郷を荒らせばネッド自らリヴァーランドまで出向くだろうと読んだ。つまりネッドを誘き寄せようとしていたわけですね。
そしてそのネッドの隊を奇襲してネッドを捕まえ、ティリオンとの人質交換に使おうとしていた。
しかし、このタイウィンの計画をジェイミーは知らなかった。
ティリオンを捕らえたということで怒り狂った向こう見ずなジェイミーが独断でネッドを襲い、怪我をさせてしまったのです。
その結果、ネッドは自分の代理としてベリック・ドンダリオンを送ることに。
こうしてタイウィンのネッドを捕らえる計画は失敗に終わったのです。
ベリック・ドンダリオンはタイウィンの指示でネッドを捕まえようと待ち伏せしていたマウンテン一味に殺されました。
つまり彼は一度、ネッドの身代わりになって死んだわけですね。
高巣城
場面変わって決闘裁判。
ブロンは重い装備を極力身に着けず戦いに挑む。対して対戦相手は重装備。
ブロンは相手が剣を振るのに疲れるまでちょこまかと動き回り、動きが鈍くなってきた瞬間に攻撃し始める。そしてとどめを刺し、月の扉に突き落とす。
王都
態度が一変するジョフリー。
ネッドは娘達の身を案じてウィンターフェルへ返そうとするが、サンサはそんなジョフリーと結婚したいと嘆き、アリアはアリアでシリオとの稽古があるからと王都を去るのを拒む。
そしてサンサの何気ない一言でネッドはついにジョフリーがロバートとサーセイの子供ではないことに気づく。
サンサがジョフリーとの夢を語っているときのネッドとアリアの顔(笑)
ナローシーの向こう側
酔った状態で乱入してくるヴィセーリス。約束の王冠をよこせと要求する。
カール・ドロゴはその王冠を差し上げると言い出し、部下たちにヴィセーリスを取り押さえさせる。そして彼の頭にドロドロに溶けた金をぶっかけ殺害する。
この溶かしたベルトはデナーリスがヴィセーリスのことを引っ叩いた時に使ったもの。
デナーリス達がいるヴァエス・ドスラクでは武器の携帯や血を流すことはご法度で、
そのルールを平気で無視したヴィセーリスは血を流さないよう配慮して熱々の金で殺されたわけですね。
それとこのシーンではカール・ドロゴが英語を喋っているんですよね。
それはつまりデナーリスが教えているってことなので、この2人の関係いいよなーと(笑)
いやーカール・ドロゴが今も健在していたらってのを想像すると…彼は私が思う"殺すべきではなかったキャラ"の1人。