備忘録

主に映画やドラマの感想など。

各エピソードを振り返る (S7E4) 【ゲーム・オブ・スローンズ】

 

 

以下の記事は一つ一つあらすじを解説するわけではなく、振り返りです。

なので、あらすじのまとめ方はほぼ箇条書き+かなり雑になります(笑)

 

そして先々の展開のネタバレなどが盛りだくさんですので、全シーズン見終わっていない方はここでストップすることをオススメします。

 

 

ジェイミー

 

タイレル家を破滅させ、金や作物を奪ったラニスター軍はハイガーデン城を後にする。

 

 

サーセイ

 

タイレル家から借金を全て返済できる額の金を得たサーセイ、彼女は余った金を使って自軍を拡張するためゴールデンカンパニーを雇うつもりでいた。

 

 

ブラン

 

リトルフィンガーはブランを殺そうとした暗殺者が携帯していたヴァリリア銅の短剣をブランに差し上げる。

そんな時ブランは突然「混沌はハシゴだ」と、ブランが知っているはずのないリトルフィンガーのセリフを言い放つ。

それを聞いて固まるリトルフィンガー、するとミーラが部屋に入ってくる。

 

ミーラは家族の元に戻るためウィンターフェルを去るという。

ここまで散々助けてもらったのにもかかわらず、全くありがたみのない態度のブランにミーラは愕然とする。

 

ミーラが言った「You died in that cave=あなたはあの洞窟で死んじゃったんだね」というセリフ、赤字の部分が大事なのに訳されてないという。

 

あと最後の描写はブランが窓の外に目を向けるシーンで終わってますが、これってアリアが戻ってきたってのが彼には見えたってことなのかな?次はアリアの視点ですし。

 

 

アリア

 

アリアはついにウィンターフェルへ戻って来る。そんな彼女が最初に訪れたのは地下墓地だった。

サンサもアリアはそこへ行くだろうと予想、2人はついに再会する。

 

 

ブラン

 

アリアとサンサは神々の森にいるブランを訪れる。

ブランは自分がヴァリリア銅の短剣を持ってても使い物にならないということで、それをアリアに渡す。

 

ブランは短剣を持ってても使えないからという理由でアリアにあげましたが、実はブランは既にアリアがヴァリリア銅の短剣を必要とする未来をヴィジョンで見ていた可能性があります。

 

 

デナーリス

 

ジョンはデナーリスに見せたいものがあるといい洞窟へ案内する。

そこには大量のドラゴングラスと、森の子らによって描かれた壁画があった。

 

洞窟を出るとティリオンとヴァリスがおり、キャスタリーロックを奪ったもののタイレル家を失ったとの報告を受ける。

自らドラゴンストーン城にいる間に3つの同盟を失ったデナーリスはついに王都へ乗り込もうとするが、ジョンの意見を聞いたデナーリスはなんとか思いとどまる。

 

 

アリア

 

ブライエニーとの稽古を望むアリア。

序盤手加減していたブライエニーだったが、アリアの想像以上の実力に圧倒。

最終的にはお互いに対等の勝負を繰り広げることになる。

 

 

ジョン

 

ジョンとダヴォスはミッサンディと会話をする。

なぜデナーリスに仕えるのかという質問に「自らの意思で仕えている」と答えるミッサンディ。

 

するとドラゴンストーン城にグレイジョイの船が戻って来て、ジョンはシオンと再会する。

 

 

ジェイミー

 

休息をとっていると、遠くから馬に乗ったドスラク人が迫ってくる。

 

ブロンの戦闘に関する能力の高さは所々ででている。

S1E8で静かに野人に囲まれた時や、今回も遠方から迫りくるドスラク人にいち早く気付いた。

 

急いで戦闘態勢に入るラニスター軍、その瞬間ドラゴンに乗ったデナーリスが現れ一気に隊列を崩す。

ラニスター軍はどうにかして突撃を食い止めようとするが、馬に乗ったドスラク人達の迫力に圧倒される。

 

単騎で乗り込むドスラク人を見ても分かる通り彼らは怖いもの知らずで、個々の戦闘能力はラニスター軍の人より遥かに長けています。

ロバートがS1E5で言っていたように、ドスラク人と野原で戦うのは自殺行為。野原では無敵のドスラク人だが、彼らには包囲戦などの知識はないので城に籠城している相手には歯が立たない。

 

さらに、あの特徴的な形をしているドスラク人の武器(半月刀=アラク)は対鎧としてはそこまで優れていない。あの形状では硬い鎧を突き破ることはできないですからね。

 

デナーリスは戦利品を積んだ荷車を粉砕、騎射隊の反撃を物ともせず次々と戦場を燃やしていく。

 

このドロゴンが荷車を焼き尽くすシーンはこの戦闘で一番のお気に入りショット。

制作陣曰く、このバトルで最も手間のかかったショットだったとか。

 

それはそれとして、ドスラク人は馬の上で立ちながら弓を放つことが出来るというのは原作でも描写されており、それをドラマでもちゃんと採用してて嬉しい(笑)

 

ブロンはジェイミーの代わりにスコーピオンのところに向かおうとするが、1人のドスラク人に行く道を阻まれる。

落としてしまった金に目がくらむが、無事スコーピオンに辿り着きデナーリスのドロゴンを撃ち落とそうとする。

 

現場にはティリオンも来ていた。燃えて逃げ回るラニスター兵を見て複雑な心境になるティリオン。

 

ブロンの一撃でドロゴンはついに負傷、デナーリスはドロゴンを地上におろして槍を引き引き抜く。

それを見たジェイミーは槍を持ちデナーリス目掛けて突進、ドロゴンに燃やされる直前でブロンに助けられる。

 

ジェイミーの突進は彼の性格をよく表している。

ジェイミーはブランを窓から放り出したり、ネッドを奇襲したり、狂王を刺殺したりと時たま周りが見えなくなることがある。このことはサーセイにも言われてましたね。

 

今回のデナーリスVSラニスター軍の戦いはおそらくエイゴンがウェスタロスを征服している際に起きた戦い「火炎の戦場(The Feild of Fire)」と重ねている。
火炎の戦場は今回と同じく河間平野付近で勃発し、3体のドラゴンによって辺り一面焼け野原になった。場所や状況的にも酷似していますよね。