備忘録

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最終章シーズン8 第1話 感想 【ゲーム・オブ・スローンズ】

 

 

ついに始まりましたね!ゲーム・オブ・スローンズ最終章!

リアルタイムで見ようとすると、時差の関係上学校や仕事で多くの人が憂鬱になっている月曜日の朝になってしまうのが辛い所。

しかし、第一話はなんとか無事にリアルタイムで視聴できました。ただ来週はキツイかも(笑)

 

ということで早速第一話の率直な感想をまとめていきます。ネタバレ全開です。

 

 

 

新OP

 

事前の情報通り、このタイミングでOPがニューバージョンになりました。

多くのキャラが同じ場所に集まっているだけあって、登場するロケーションはラストハース、ウィンターフェル、王都、壁だけになっちゃいましたが(笑)

その分一つの箇所にかなり時間かけてましたね。素晴しいアニメーションだった。

 

 

コールバックだらけのデナーリス&ジョン登場シーン

 

特に序盤のシーンはシーズン1第1話と多く重ねている部分がありましたね。サントラも「The King's Arrival」のアレンジ。

アリアがジョン/ハウンド/ジェンドリーを発見したシーンは思わず感極まった(泣)

 

 

グレイジョイ

 

話し相手のためとヤーラを捕虜にしていたユーロン(以前の記事でも触れたように、ユーロンの部下は全員舌が無いので話せない)、と思ったらあっけなくシオンがヤーラを救出しちゃって思わず「え!?」ってなったよ(笑)

 

そしてついにゴールデンカンパニーがウェスタロスに到着しました。今のところ約束通りサーセイ側で戦うつもりらしいが、指揮官と何か企んでそうなユーロン。。。

それはさておき、結局象は連れてこなかったんかーい。自分もサーセイと同様に象が暴れるのを期待していたので残念。

 

 

ブランとかいう変質者

 

感情という概念が消え去ったブラン、もはや彼が画面に映る度に狂気を感じるようになってしまった(笑) アンタは一体何を考えているんだ状態。

 

特に意味深に感じたのがブランがティリオンを見つめていた描写。

その直前にティリオンはサンサに「あなたはもっと賢いと思ってた」と言われたばかりってのもあり、単純に考えるとサーセイは加勢するつもり無いということをブランは既に知っているからでは?となりますが…やはり他にも理由がありそう。

確かに表向きではサーセイが加勢してくれるとティリオンは信じているということになっていますが、ティリオンがサーセイと秘密の取り決めをしていてもおかしくないので…。

 

ただもしブランがサーセイ/ティリオンの裏切りを既に知っていたとしたら、この時点でそのことをジョンに伝えていないってのは変か…。まぁ今後の展開に注目ということで。

 

追記:関連記事をアップしました↓

rayford.hatenablog.com

 

そしてもう1つブランに関する大きな展開としては、ついにジェイミーがウィンターフェルに到着したということ。

ブランがジェイミーのことを"Old friend=旧友"と呼んでいるのが興味深いですね…。

ただブランは三つ目の鴉ということで、ブランを突き落として不具にしたジェイミーに対する個人的な恨みはもう持っていないはず。そうじゃないとブランの今までの言動と矛盾しますから(笑)

 

 

ブロン

 

今回のエピソードで個人的に一番予想外だったシーン。

最終章でもあの露出っぷりというゲーム・オブ・スローンズ節満載のシーンでしたが、何よりも驚いたのがその後の展開。

まさかのサーセイが大量の褒美でブロンを釣ってティリオンとジェイミーの暗殺を依頼をするという。しかもあのタイウィンを殺す時に使用したジョフリーのクロスボウで。

 

確かにブロンはS2でティリオンに「もし赤子を殺せと命令されたら遂行するか?」と聞かれた時には報酬さえくれればやるよ的なノリでしたが…あのシーンも軽い伏線だったのかと気付かされる。

流石にいくらなんでもブロンは2人を殺さないと思うけど…いずれにせよ彼もウィンターフェルへ向かうことになりそうです。

 

 

率直な感想

 

始まる前からEDまで終始心臓がバクバクでしたが、第一話全体の印象としては(ブロンのシーンを除いて)予想通りの展開が多かったかな。

各キャラクター同士の再会、そして夜の王がデナーリスのドラゴンを蘇らせた、ランデル・ターリー/ディコンを処刑した、ジョンはリアナとレイガーの息子だったといった情報処理のエピソードでしたね。(ちなみにジョンがサムから自分の出生について知ったのは地下墓地、これはシーズン1第1話でロバートとネッドがリアナについて話していた場所と重ねている)

まぁというのもシーズンのオープナーですし、いきなりサプライズ/アクションだらけってなっても脳が追いつかないので丁度良かったと思います。

 

ブラン&ジョン、アリア&ジェンドリー、アリア&ジョンの再会シーンは期待通りでしたが、サンサ&ティリオン、アリア&ハウンドの再会は予想したより冷ややかだったかなー。

 

投石機の準備やドラゴングラスの武器を生産している様子、ドスラク族/アンサリード分の食料の懸念にドラゴン達の食欲が無いといった何でもないようなプチ情報を入れるのは物語に深みを出すと思うのでお気に入り。

特にウィンターフェルでの野外シーンはせっせと働いている人や逃げ延びてくる人などバックグラウンドの作り込みがよく出来ていましたね。

 

 

終わり

 

次回エピソードは、ただでさえ空気が張り詰めているウィンターフェルにジェイミーが乱入というもはやどこから手を付けたらいいか分からない状況になりそうです。

 

というか冷静に考えて、第3話にウィンターフェルでホワイトウォーカーとのバトルが勃発すると仮定してもその後にまだ3つもエピソードが残っているという。

多分ブロンとシオンのシーンが第1話に組み込まれたのも第3話でのウィンターフェルの大戦に参戦するからでしょうね。

移動時間の辻褄を合わせるために間に1話空けるというのがこのドラマでの最近の手法。(例:S6E8でブレーヴォスを出発したアリアがS6E10で双子城に。S7E1で壁に到着したブランがS7E3でウィンターフェルに。S7E3でシタデルを出発したジョラーはS7E5でドラゴンストーン城に etc...)

 

今回は情報整理回ということで、恐らく次回エピソードからはクレイジーなことが起こり始めると思います。このドラマの場合いかなる小さな可能性でも起こり得るので最後まで目が話せませんね。

いやー、これから最終回までは1週間経つのが遅くなりそうだ(笑)