備忘録

主に映画やドラマの感想など。

各エピソードを振り返る (S4E10) 【ゲーム・オブ・スローンズ】

 

 

以下の記事は一つ一つあらすじを解説するわけではなく、振り返りです。

なので、あらすじのまとめ方はほぼ箇条書き+かなり雑になります(笑)

 

そして先々の展開のネタバレなどが盛りだくさんですので、全シーズン見終わっていない方はここでストップすることをオススメします。

 

 

ジョン

 

ジョンは交渉のため野人のキャンプ地に入る。

マンス・レイダーは「全員壁を越えさせてくれれば誰も殺さない」という和平を申し出る。

 

張り詰めた緊張の中、大勢の騎馬隊が襲撃してくる。それはなんとスタニスだった。

スタニスはマンス・レイダーを捕虜にする。

 

ジョンが野人に囲まれて危機的状況になった絶妙なタイミングでの奇襲は都合がいいように映るが、「メリサンドルがビジョンで見てこのタイミングを狙った」というのなら説明がつくと思います。

 

スタニスは黒の城から「人手が足りないので応援求む」という便りを受け取り、本来の王としての責任/義務を思い出し、壁まで駆けつけてくれたんですね。

その手紙はウェスタロス全土に送られたが、応えてくれたのはスタニスだけという。

本当にスタニスの過小評価っぷりは凄まじい。

 

 

王都

 

オベリンによって未だ瀕死の状態になっているマウンテン。

サーセイは何が何でも助けるようクァイバーンに任せる。

 

パイセルが言った「既に手遅れ/もうどうしようもない」というのは彼の口癖。

ジョン・アリン、ロバートを診断した時も全く同じことを言っている。

 

この期に及んでまだロラスとの婚約を拒否するサーセイ。

そんな彼女はこのまま無理やり結婚させるなら、ジェイミーとの関係を暴露してラニスター家自体を滅ぼすつもりだという。

タイウィンはサーセイの口から直接聞いてもジェイミーとサーセイの関係を信じようとしない。

 

 

ナローシーの向こう側

 

デナーリスの元には前の親方との生活を望む老人が現れる。

デナーリスはそれも自由な選択のうちと、親方のところに帰るのを許す。

 

次に訪れた男性はドロゴンによって娘が燃やされたという。

それを見たデナーリスはやむを得ず消息不明のドロゴンを除き、ヴィセーリオンとレイガルを地下墓地に閉じ込めることにする。

 

 

 

黒の城では野人との戦いで殉職した者を焼こうとしていた。

アマンドの一言でイグリットの死体は壁より北側の地で焼くことにするジョン。

 

 

ブラン

 

ブラン達はついに三つ目の鴉がいる洞窟へとたどり着く。

洞窟へと向かう際、ジョジェンが地面から蘇った死者に襲われる。

死者は何匹も湧き始め、ブランはホーダーに潜って応戦、しかし、ジョジェンはめった刺しにされてしまう。

 

絶体絶命と思った時、森の子が火炎玉?を投げて援護してくれる。

彼女の援護でなんとか洞窟内へとこぎつけたブラン達はウィアウッドの根っこに絡まった三つ目の鴉と対面する。

 

 

ブライエニー

 

ブライエニーとポドリックは高巣城の一歩手前でアリアとハウンドに出くわす。

ハウンドはラニスター家から貰った剣を所持するブライエニーを警戒して戦闘になる。

激しい殴り合いの結果ブライエニーが勝つが、アリアを見失ってしまう。

 

マイク・タイソンばりに耳を噛み千切るブライエニーですが、この一連のシーンはドラマオリジナルでブライエニーとハウンドは戦っていません。

ただブライエニーが耳を噛み千切るというのは原作にもでてくるシーンから採用されており、その相手は原作版ロックのヴァーゴ・ホウト(ハレンホールに居た時)。

 

 

アリア

 

重症のハウンドのもとに寄り添うアリア。

心臓を突き刺して殺してほしいとハウンドは頼むが、アリアはお金を盗んで置き去りにする。

 

 

王都

 

ジェイミーはティリオンの地下牢にやって来てティリオンの脱走の手助けをする。

協力者のヴァリスが扉の外で待っていると伝え、2人は別れる。

 

すぐヴァリスのもとに行くのかと思いきや、ティリオンは来た道を引き返し王の手の部屋に来る。

なんとタイウィンのベッドにいたのはシェイだった。

揉み合いになった末、ティリオンはシェイの首を絞めて殺してしまう。

 

タイウィンがシェイと寝ていたと知って怒りがこみ上げたティリオンはクロスボウを手にして厠へと向かう。

脱走してクロスボウを突きつけるティリオンを見たタイウィンは平然を装いどうにか説得しようとするが、シェイを娼婦呼ばわりしされてキレたティリオンはクロスボウを放ち殺してしまう。

 

ヴァリスはティリオンが何か予定外のことを仕出かしたと察し、一緒に乗船することにする。

 

タイウィンはある意味、自分の子供たち全員に殺された。

まずサーセイによってジェイミーとサーセイの噂は事実でラニスター家の遺産なんて嘘っぱちだったと知る。

ジェイミー自らの判断によってティリオンが逃され、とどめはそのティリオン。

 

ティリオンがタイウィンの部屋に行った理由、原作だとジェイミーに逃がしてもらった時に彼から「ティリオンが最初に結婚した娼婦(タイシャ)は実は庶民の子で、ティリオンを懲らしめるためタイウィンがわざと娼婦だと偽った」と打ち明けられ、このことでタイウィンに対してブチ切れたからです。なので彼女が強姦されたのも演出ではなかったと。

ティリオンの過去のトラウマ的体験をシーズン1でバッチリ紹介し、その後も何度か触れた以上、このプロットはドラマでも採用するべきだったと思うんですけどね。 

これを省いたからタイウィンの部屋へ行った動機が謎のままになっちゃったし(笑)

 

 

アリア

 

壁の方へ向かう船を探してソルトパンズという町に来たアリア、しかしそこにはブレーヴォス行きの船しかなかった。

ブレーヴォスと聞いたアリアはふと思い出し、ジャクェンに貰ったコインを船乗りに渡す。

すると船乗りの態度は一変、ブレーヴォスまで一緒に連れて行ってくれるという。