各エピソードを振り返る (S3E1) 【ゲーム・オブ・スローンズ】
以下の記事は一つ一つあらすじを解説するわけではなく、振り返りです。
なので、あらすじのまとめ方はほぼ箇条書き+かなり雑になります(笑)
そして先々の展開のネタバレなどが盛りだくさんですので、全シーズン見終わっていない方はここでストップすることをオススメします。
サム
ホワイトウォーカーと亡者の軍団に遭遇したサムは吹雪の中彷徨っていた。
亡者の一匹に襲われそうになった瞬間、ジョンのダイアウルフ"ゴースト"が飛び出してきてサムを救う。
ジオー・モーモントは壁へ引き返し警告する必要があるという。
ジョン
野人のキャンプ地へと連れて行かれたジョンはついにマンス・レイダーと対面。
ジョンはなぜ突然寝返ったのかと聞かれるが、なんとか騙し、野人の懐に入ろうとする。
ティリオン
また誰かに命を狙われるのではないかと警戒するティリオン。
サーセイはティリオンがタイウィンに会いに行くということを気にかける。
ブロンはティリオンに報酬を倍にしろと要求。
ダヴォス
ブラックウォーターの戦いでの鬼火によって船外へ投げ出されたダヴォスは小島に漂着していた。
近くを通りかかった船へ助けを求める。そんなダヴォスを助けてくれたのは彼の親友、サラドール・サンだった。
ダヴォスはドラゴンストーンへ戻り、メリサンドルをスタニスから遠ざけようとする。
ハレンホール
ロブは大軍を引き連れてハレンホールへ来ていた。
ティリオン
ティリオンはタイウィンのもとを訪れる。
そして彼はブラックウォーターの戦いの勝利に貢献したとしてキャスタリーロックを求めるが、タイウィンに「キャスタリーロックをお前にやるぐらいなら死んだほうがマシ」と言われてしまう。
更に娼婦を部屋に連れ込むなと再度注意される。
サンサ
シェイと船の見物をしていると、そこへリトルフィンガーが現れる。
もうじき王都を離れるという彼は、いつでも逃げられるよう準備しておくようにとサンサに言う。
リトルフィンガーはハレンホールでアリアに気づいていたのに見逃した。
あのシーンはドラマオリジナルということもあり、彼の動機など詳しくは説明されていないんですけどね。
ナローシーの向こう側
アスタポアへと向かうデナーリス。
ダヴォス
ダヴォスはドラゴンストーンへと着いた。
火炙りを続けているメリサンドルに洗脳されてはいけないとダヴォスはスタニスを説得する。
ダヴォスはメリサンドルの一言にブチ切れて彼女を殺そうとするが、護衛に阻止されて地下牢へ入れられてしまう。
原作ではメリサンドルはダヴォスが自分を殺そうとしているというのをビジョンで見て事前に彼を捕まえて牢屋へ入れています。
ドラマでもダヴォスがナイフで襲いかかろうとした瞬間に護衛がすぐさま止めたのと、メリサンドルの襲われた直後の平然としていた素振りからして、原作同様に彼女はビジョンでダヴォスの計画を知って護衛に伝えていた可能性ありますね。
王都
マージェリーは蚤の溜まり場で輿を止め、孤児を訪問する。
サーセイは慈善活動をよく行うというマージェリーの狙いを探ろうとする。
ナローシーの向こう側
アスタポアへ着いたデナーリスは早速アンサリードの雇い主と交渉をする。
返事は明日中に決めろという雇い主をあとにし、港付近を歩いているとある少女がデナーリスの注意を引く。
その少女を面白半分で追いかけるデナーリス、しかし、渡されたボールにはマンティコアという猛毒の虫が入っていた。
危うく殺されるところを救ったのはなんとバリスタン・セルミーだった。
彼は過去にターガリエンの者を守りきれなかったことを謝罪、そして今度はデナーリスに仕えたいと申し出る。
面白いことに、原作ではデナーリスと接触した時、バリスタン・セルミーは自身の身分を明かさず別名を名乗ったんです。
後に自分は狂王の王の楯をしていたバリスタン・セルミーだとデナーリスに明かしたんですが、それまでの間ずっと彼は正体を隠し続けていたんですよね。
正体を隠した理由としては2つあり、1つはラニスター家にデナーリス側についたことを知られたくなかったから、もう1つはデナーリスの気性を先に確かめたかったということ(彼女の父狂王と同じではないかとか)
ただこのプロットをドラマでも採用しようとなると、バリスタン・セルミーの素顔を隠す必要があります。(原作では、この時の彼の容姿は髭と髪が長いオジさんと描写されており、王の楯解任時の姿とまるで違う容姿になっていたので読者もキャラクター同様に騙されていた形になっていた)
しかし、映像作品でいくら変装させようとバリスタン・セルミーだということを隠し通すことは不可能なのでお蔵入りとなり、デナーリスと接触したその時に身分を明かすことにした、という経緯。