備忘録

主に映画やドラマの感想など。

各エピソードを振り返る (S6E10) 【ゲーム・オブ・スローンズ】

 

 

以下の記事は一つ一つあらすじを解説するわけではなく、振り返りです。

なので、あらすじのまとめ方はほぼ箇条書き+かなり雑になります(笑)

 

そして先々の展開のネタバレなどが盛りだくさんですので、全シーズン見終わっていない方はここでストップすることをオススメします。

 

 

ベイラー大聖堂

 

サーセイとロラスの裁判が行われるためベイラー大聖堂には多くの傍聴人が集まっており、その中にはマージェリー、メイス・タイレル、ケヴァンもいた。

 

精神的、体力的にも限界のロラスはついに自分の罪を全て認め、七神に命を捧げることを約束する。

 

一向にベイラー大聖堂に現れないサーセイとトメンを連れ出すためランセルはレッドキープへと向かおうとすると、少年が急いでベイラー大聖堂から立ち去るのを目にする。ランセルはその少年を追いかけ始める。

 

 

王都

 

ベイラー大聖堂へ向かおうとするトメンはマウンテンに阻止される。

 

パイセルは王が呼んでいるという小鳥の伝言で研究室にやって来たが、そこにはトメンはおらずクァイバーンが座っていた。

クァイバーンはパイセルに個人的な恨みは無いと言うが、古きものを始末するため致し方ないと小鳥達に命令してパイセルを殺させる。

 

 

ベイラー大聖堂

 

子供を追いかけてきたランセルはとある場所へと辿り着くが、その瞬間、背後から子供に刺され倒れ込んでしまう。

 

いつまでたっても現れないサーセイ、そのことを不審に感じたマージェリーはハイスパローにすぐさまここを離れるべきだと危険を促す。

 

ぎりぎりまで改心したふりをしていたマージェリーだったが、危険が迫っていると知り「Forget about the bloody gods=クソみたいな神なんて忘れろ」と言った。なので周りの人やハイスパローはざわついている。

 

マージェリーは、「サーセイが裁判に現れない→出席しないとサーセイにとって更に状況が悪化するとわかるはず→しかしそれでも現れないというのはサーセイはもうハイスパロー達と関わる必要がなくなるから」ということに気づき、ここにいたら何かが起こると察知したんですね。

 

這いつくばるランセル、視線の先にあったのは時限装置付きの鬼火だった。

必死にどうにかしようとするが、辿り着いた時には既に手遅れ、目の前で大爆発してしまう。

 

刺し所が悪くて麻痺したのかもしれないが、腹を複数回刺された後元気に走り回っていたアリアとは対照的なランセル(笑)

 

それにしても思い返せば、ドラマで初めて鬼火の存在が明らかになったのはランセルの情報からですよね。

そんな彼が鬼火で死ぬことになるっていうのは改めてキャラ配置が凄いなって思う。

 

 

王都

 

ベイラー大聖堂が鬼火によって爆発するのを見届け嬉しそうに微笑むサーセイ。

 

対してトメンは妻やハイスパローが目の前で大聖堂ごと吹き飛び、愕然とする。

 

 

サーセイ

 

警告どおりに沈黙のシスターを捕えたサーセイ。

沈黙のシスターは今殺される覚悟をしていたが、サーセイは彼女を苦しませようとすぐには殺さず、マウンテンに差し与えるのだった。

 

最後にサーセイが扉を閉めるシーン、これはサーセイが捕えられて沈黙のシスターによって檻に入れられたときと全く同じ構図。

 

 

トメン

 

最愛の妻を失ったトメン、平然と窓から投身自殺をしてしまう。

 

 

ジェイミー

 

無事にリヴァーラン城を取り戻し、双子城で宴が催される。

何度もヘマをする頼りないウォルダー・フレイにジェイミーは「お前など必要ない」と面と向かって言い放つ。

 

金髪じゃない?と、サーセイとジェイミーの関係をおちょくるブロン(笑)

ちなみにジェイミーとブロンを見つめていた女性は変装したアリア。

 

 

サーセイ

 

トメンの遺体を前にするサーセイ。火葬して灰はベイラー大聖堂があった場所に撒いてくれとクァイバーンに指示する。

 

 

サム

 

サム達はシタデルのあるオールドタウンへ到着する。

 

メイスターの修行をするということで図書館への立ち入りを許されたサム、世界最大の図書館を目の当たりにする。

 

 

ジョン

 

ダヴォスはメリサンドルに木彫りの鹿を投げつけ、それが誰のものだったかと問いただす。

今まで口を閉ざしていたメリサンドルだったが、ついにジョンとダヴォスの目の前でシーリーンを生贄に捧げたことを明かす。

 

彼女の処遇に困るジョンだったが、考えた結果、処刑はせず北部からの追放に留める。

 

メリサンドルが言った「私は嘘をついたわけではない、間違っていただけ」というのは正しい。

メリサンドルは約束された王がスタニスだと思い込んでいただけで、彼女が見た予言は全て的中している。人が違っただけ。

 

 

ドーン

 

息子、孫息子、孫娘をサーセイに殺されたオレナは同じく最愛の愛人を失ったエラリア・サンドと手を組むためドーンにいた。

復讐に燃える両家、そこにターガリエン家へのサポートを得るためにウェスタロスへ向かったヴァリスが現れる。

 

タイレル家とマーテル家の間には領地の争いを頻繁に繰り返してきた歴史があり、仲が悪い。

更に近年に行われた馬上槍試合でオベリンと対戦したウィリス・タイレル(ドラマには存在しないキャラ)の脚が不具になってしまうという事故がありました。

不慮の事故ではあるが、この馬上槍試合の一件も結果として両家の対立を煽ることになってしまったのです。

 

 

デナーリス

 

デナーリスはダーリオにミーリーンを任せるため、彼とセカンドサンズをウェスタロスに連れて行かないことにする。

 

その提案をしたのはティリオンだった。デナーリスは彼を女王の手として任命する。

 

 

アリア

 

変装して双子城に潜入したアリアはウォルダー・フレイの2人の息子を殺し、刻んでパイの材料にしたのだった。

それを何も知らないウォルダー・フレイに食べさせたところでマスクを外し、自ら身分を名乗る。

アリア・スタークだと知って逃げようとする彼をとっ捕まえて、母キャトリンが殺された時と全く同じ方法でウォルダー・フレイの喉を切り裂く。

 

ウォルダー・フレイはS3E10やS6E6でも言っているように笑われるのが大嫌い。結局最後はアリアに笑われながら死ぬという皮肉っぷり。

 

 

サンサ

 

リトルフィンガーはサンサと一緒に鉄の王座に座るのが夢だと明かす。

 

 

ブラン

 

ベンジェンと別れたブランは再度ビジョンに潜り、喜びの塔での出来事を確認しに行く。

若き頃のネッドが塔へと入っていくとそこには血まみれのリアナがいた。

彼女はネッドにこの子を守ってほしいと言って生まれたばかりの赤ちゃんを見せる。それはなんとジョンだった。

 

リアナがネッドに伝えたことの一部が訳されていないが、耳を澄ますと"If Robert finds out, he'll kill him. You know he will. You have to protect him."という感じで、リアナは「ロバートがもしジョンの存在を知ったら彼はジョンを殺すだろうから守ってほしい」と頼んでいる。

 

 

ジョン

 

無事ウィンターフェルを取り返したジョン、北部の諸侯はジョンへの支援を拒否したことを謝罪して彼を北の王と崇める。

 

リトルフィンガーは落とし子のジョンに北の諸侯は従わないと思っていたが違った。

なのでジョンが北の王と言われている時に不穏な雰囲気を出していた。

 

 

サーセイ

 

トメンが死に、サーセイが七王国の女王になる。

 

直前のジョンのシーンとは対照的なサーセイの戴冠式

 

 

デナーリス

 

ミーリーンでの一件が落ち着く、デナーリスはついにウェスタロスへ向けて出航する。