各エピソードを振り返る (S5E10) 【ゲーム･オブ･スローンズ】
以下の記事は一つ一つあらすじを解説するわけではなく、振り返りです。
なので、あらすじのまとめ方はほぼ箇条書き+かなり雑になります(笑)
そして先々の展開のネタバレなどが盛りだくさんですので、全シーズン見終わっていない方はここでストップすることをオススメします。
スタニス
雪が溶けたことは光の王のおかげだと浮かれるメリサンドルだったが、半分の兵が脱走したと知らされる。
更にセリースも自ら首を吊って死んでいるところを発見される。
状況が打開するどころかますます悲惨になるスタニスを見捨てキャンプ地を去ったメリサンドル。
ジョン
サムはジョンにシタデルへ行ってメイスターになる修行をしたいと言い出す。
最初は反対していたジョンだったが、サムの熱意に負けて彼を見届ける。
スタニス
包囲戦を展開しようとするスタニスだったが、そんな暇も与えないままボルトン軍が一気に畳み掛けてくる。
極寒の気候、食糧不足で疲労がピークに達していたスタニス軍はあっという間に全滅。
なんとか生き延びていたスタニスはブライエニーによって処刑される。
サンサ
サンサは戦の最中、塔に明かりを灯し救助を待とうとするが、ミランダとシオンに見つかってしまう。
死を覚悟するサンサだったが、シオンがミランダを突き飛ばし殺す。
戦を終えたボルトン兵が帰還、シオンはサンサを連れ出しウィンターフェルから脱出する。
アリア
少女達に対して酷い扱いをするマーリン･トラント。
アリアはその内の少女に紛れており、マーリン･トラントの目をめがけて襲いかかる。
持っている短剣でめった刺しにして苦しませ、自分の身分を名乗った後ゆっくりと喉を切り裂いて殺す。
アリアが被っていたお面は、S5E6で父親に連れられ黒と白の館にやって来た少女からとったお面。
黒と白の館に戻ったアリアはお面を元あった場所へ返すが、ジャクェンと浮浪児に見つかってしまう。
アリアへ罰としてジャクェンは自ら毒を飲み死んでしまう。それを見て悲しむアリアだったが、なんと振り返るとそこには死んだはずのジャクェンがいた。
目の前にある死体の顔をめくると次々と別のお面が現れ、アリアの顔まであった。
その直後アリアの視界が無くなってしまう。
この浮浪児という女性、今後アリアの稽古相手となる人物ですが、"そもそも浮浪児なんてのは存在しておらず、アリアの作り出した幻覚、または同一人物なのでは？"というセオリーがあります。
というのも、S5-S6でのアリアのストーリーラインには不可解な点が随所にあり、コアなファンの間ですら結構解釈が違ったりします。
わかりやすい例えを挙げると、映画｢ファイトクラブ｣に出てくるタイラー･ダーデンと同じような感じですね。見たことある人はイメージが掴みやすいかな？(笑)
それで、その説をサポートする根拠の一つがこのシーンにあるんですね。
アリアが死体(ジャクェン)に向かって｢彼は私の友達なの！｣と言った時、浮浪児はアリアの真後ろにいました。
しかし、ジャクェンの声が聞こえ振り返ると浮浪児の姿はなく、そこにいたのは浮浪児の格好をしたジャクェン。
つまり毒を飲んだのはジャクェンではなく全くの別人(もしくはアリアの幻覚)で、本物のジャクェンは浮浪児のお面を被っていたのでは？ということですね。
浮浪児は存在しないが、このときばかりはジャクェンが浮浪児のお面被ってアリアに話しかけていた、ということ。
この他にもアリアのストーリーラインには不自然な箇所がありますが、それらは後のエピソードで触れたいと思います。
ドーン
ジェイミーはミアセラとトリスタンを連れ王都へ向けて旅立とうとしていた。
帰りの船内でミアセラはジェイミーが本当の父親だと気付いていたと伝えるが、次の瞬間、エラリアの毒によって彼女は殺されてしまう。
ティリオン
デナーリスが消え、残った側近同士で今後の方針について話し合う。
その結果、ジョラーとダーリオ･ナハーリスはデナーリスの捜索、ティリオンはミーリーンで統治の代理を任されることになる。
デナーリス
デナーリスはミーリーンへ帰ろうとするが言うことを聞かないドロゴン。
そんな時、突然大勢のドスラク人がやって来てデナーリスを取り囲む。
サーセイ
独房での状況に耐えきれなくなったサーセイはついに罪の告白をすると言い、ついにハイスパローの前でランセルと寝たことを認める。ただ彼女が認めた罪はその一つだけ。
これで自由の身になったと思いきや、まだ贖罪を済ませる必要があった。
サーセイは裸でレッドキープまでの道のりを歩かされ、その道中市民から多くの暴言や侮辱を受け泣き出す。
レッドキープに着くとクァイバーンだけが親身に寄り添ってくれる。そして新しい王の楯のメンバーとして改造マウンテンを紹介される。
ジョン
ダヴォスがジョンに援護を要求していると、メリサンドルが戻ってくる。
彼女はスタニスとシーリーンの安否を聞かれるが何も返事しない。
ジョンが1人で部屋にいるとオリーがやって来て｢ベンジェンのことを知っている野人が見つかった｣という。
急いで駆けつけるジョン、しかし目の前にあったのは反逆者の看板。
すると次の瞬間、短剣で身体を刺さる。最後はオリー自らの手によって心臓を刺され、ジョンは死んでしまう。
一度目は黒の城の戦いのとき武器を拾って戦えとアドバイス、しかしこのせいでイグリットは死んでしまう。
二度目は今回。サムはオリーに｢時には苦渋の決断をしなければならない｣とS5E8に言っており、オリーはそのアドバイスを真に受けてジョンを殺してしまったと。
