備忘録

主に映画やドラマの感想など。

各エピソードを振り返る (S2E9) 【ゲーム・オブ・スローンズ】

 

 

以下の記事は一つ一つあらすじを解説するわけではなく、振り返りです。

なので、あらすじのまとめ方はほぼ箇条書き+かなり雑になります(笑)

 

そして先々の展開のネタバレなどが盛りだくさんですので、全シーズン見終わっていない方はここでストップすることをオススメします。

 

 

スタニス

 

王都へと迫るスタニス艦隊。

 

 

ティリオン

 

決戦前夜ということで中々寝付けずにいるティリオン。

 

 

サーセイ

 

サーセイはパイセルに毒物を持ってくるよう命じる。

 

 

ブロン

 

酒場ではブロンが大勢のラニスター兵と愉快に歌いながら酒を楽しんでいた。

途中で乱入してきたハウンドと睨み合いになった途端、敵の接近を知らせる鐘が鳴り響く。

 

 

ティリオン

 

魔術を嫌っているヴァリスは、もしメリサンドルがついているスタニスが勝ってしまったらマズイことになると。

そして、それを止められるのはティリオンしかいないと言う。

 

 

サンサ

 

王座の間でジョフリーを見送りに来たサンサ。

もちろん前線で戦うんですよねと軽く挑発し、シェイと一緒に貴婦人達が避難しているメイゴルの天守へと向かう。

 

 

ティリオン

 

城壁付近では、いなく馬や配置につこうとする弓兵などで混沌としていた。

ジョフリーはそれを間近で体験して尻込みした様子をみせる。

 

敵の戦艦が迫る中、王都側の船がいないことをランセルとジョフリーは指摘する。

それを無視するティリオン。

 

ジョフリーは王にも関わらず、戦略について何も知らされていないことがここで明らかですね(笑)

 

 

サンサ

 

メイゴルの天守にはサーセイとトメンもいた。

サンサはなぜサーセイが自分をここへ呼んだのか、そしてなぜイリーン・ペインがいるのか不思議に思う。

 

 

ダヴォス

 

敵の戦艦が一隻こちらへ向かってくるのをダヴォスは見つける。

しかし、船の舵は固定され、誰も乗っていない。

船尾をみると、そこからは緑色の鬼火が漏れていた。

息子のマットスに警告した瞬間、船は大爆発。ダヴォスは海へと投げ出されてしまう。

 

 

スタニス

 

艦隊の後方へいて、直接的被害を免れたスタニスは上陸する準備をしろと命令。

自ら先頭に立ち隊を率いる。

 

 

サンサ

 

酔ったサーセイは必死にお祈りをしているサンサを、神なんて存在しないと嘲笑う。

そして、スタニスが勝ったらここにいる女性は全員陵辱されるだろうという。

 

 

城壁

 

スタニスの兵は浜辺へと上陸し、城壁めがけて突っ込んでくる。

ハウンドは小隊率いてスタニスの軍を迎え撃つ。

 

 

サンサ

 

サーセイはサンサの侍女シェイに目をつける。

庶民がレッドキープにたった10年でこぎつけたことを怪しく思い、シェイのバックボーンを聞こうとしたところにランセルが入ってくる。

 

ランセルによるとスタニスの兵が城壁まで押し寄せていると。

それを聞いたサーセイはジョフリーをすぐさま部屋に戻すよう指示。

 

 

スタニス

 

スタニスは梯子を登り、城壁の上に立つ。

 

彼が毎回一番先頭を立つのは本当に大尊敬なんですけど、この梯子を登って城壁に立つ時ですら先頭を切るって凄いよね(笑)

 

 

ティリオン

 

ハウンドは火の海になったあたりを見回してたじろいでしまう。

部下の半分を失ったハウンドは城壁内へと戻り、王などしるかと暴言を吐いて立ち去ってしまう。

 

そしてジョフリーも前線から退き、一気に士気が落ちる。

マズイと思ったティリオンは自ら指揮するという。別の出口から相手の意表を突くことができるといい、先陣を切る。

 

 

サンサ

 

ランセルがもう勝ち目がないことをサーセイに伝える。

サーセイはランセルを張り倒し、トメンを連れて部屋を出る。

 

スタニスはネッドの娘ということで生かされるかもしれないが、イリーン・ペインには殺されるだろうというシェイ、サンサも部屋を後にする。

 

自分の部屋に戻り、ネッドがくれた人形を抱きしめているとそこにはハウンドがいた。

彼はサンサのことをウィンターフェルまで連れて行ってあげるというが、サンサは断る。

 

ハウンドの素性を知っている視聴者からしたら、なんで一緒に行かないんだと思うが…(笑)

ただ、サンサからしたらハウンド=恐ろしい人として映っているし、彼女はこの時既にスタニスが勝つと思っていたから王都から慌てて逃げる必要は無かったですからね。

断った理由も納得でしょう。

 

 

ティリオン

 

敵の背後から奇襲を仕掛け、無事城壁を守ったかと思いきや、さらなる大軍が後方にいた。

敵と味方が入り乱れ、一気に乱戦となる。

 

ティリオンは王の楯、マンドン・ムーアと目があった瞬間に顔を切りつけられる。

とどめを刺そうとしたマンドン・ムーアをポドリックが後ろから槍を突き刺す。

意識が朦朧とした中、遠くから騎馬隊が現れ次々とスタニスの兵を切り倒していく。

 

よーく見ると1人、角が生えたヘルメットを被っている人がいますよね。

これがロラス・タイレルで、レンリーのヘルメット+鎧を着て参戦したのです。

(原作だとロラスではなく、彼の兄ガーラン。)

 

で、このロラスにレンリーの鎧を着て参戦したらどうだと提案したのがリトルフィンガー。

スタニスの軍には元レンリー側についていた兵も多くいますよね。

その人達はレンリーの鎧を見慣れているので、戦場に彼の鎧着た者が現れたらレンリーの霊が蘇ったのでは?と相手を驚かせる効果あるだろうと助言したのです。

 

ここでちょっと話が変わりますが、ブラックウォーターの戦いが始まる前、メリサンドルはレンリーが戦場に来てスタニスを蹴散らすビジョンレンリーが死亡したビジョンの2つを見てます。

このビジョンの直後にレンリーが死亡したため、スタニスは「後者のビジョンが正しかった」と結論付けました。

しかし、ダヴォスは「2つのビジョンを見たのなら、両方とも実現しないとおかしい」と反論。

現に、レンリーの鎧を着たロラス(ガーレン)率いるタイレル軍とタイウィン軍がスタニスを負かしたので、メリサンドルのビジョンは2つとも実現したと言えることになりますね。

マジでメリサンドルはビジョンの読み取り方下手過ぎ(笑)

 

 

サーセイ

 

サーセイはトメンと一緒に鉄の王座に座っていた。

トメンに話を聞かせ、毒を飲ませて無理心中を図ろうとした瞬間に広間の扉が開き、ロラス・タイレルと父親タイウィンが入ってきた。

タイウィンは戦に勝利したとサーセイに伝える。

 

このエピソードの脚本は原作者ジョージ・R・R・マーティン(GRRM)本人によって書かれたんですが、原作よりもジョフリーの臆病っぷりやスタニスのリーダーっぷりがよく描かれていてドラマ版の方が好み。

各戦闘シーンの間にサンサとサーセイのシーンを結構挟んだり、全体的にいかにもGRRMらしい仕上がりになっていると思います。(普通だったらノンストップのアクションシーンにしたいもんね)