備忘録

主に映画やドラマの感想など。

お気に入りのエピソード、シーン、シーズン③【ゲーム・オブ・スローンズ】

 

 

前回の記事はこちら↓

rayford.hatenablog.com

 

このシリーズはこれで最後!

今回は「お気に入りのシーズン」ということで、全シーズンの感想等を簡潔にまとめたいと思います。

 

シーズン全体を一括りにしてレビューするのも如何なものかと思いますが、やはりそうは言ってもどのシーズンが面白い/退屈というのはあります。

ただどのシーズンにも最低1つは盛り上がるエピソードがあるので、「退屈過ぎる!」というシーズンはないですが。

ここから先ネタバレ注意!

 

 

 

シーズン1


 

このシーズンは1回目より2回目以降のほうが格段に面白いのではないだろうか。

というのも初見時は序盤から死ぬ程キャラクターがいて、視点も容赦なく飛びまくるので追いつけないんですよね。これは誰もが通る道でしょう。

 

ただやはり見返すとこの段階から既に伏線が随所に散りばめられているので、2巡目以降に色々気づくことが多い。

そしてシーズン1は政治的側面が多く描かれています。不可解な出来事も多く、謎解き要素がたくさんあってお気に入り。

それに今では懐かしいキャラクターも総出演なので違った意味で楽しめますし。

 

前半の山場は9話ですが、それまでは比較的スローなのでギブアップする人の気持ちもわかります(笑)

 

 

シーズン2


 

各キャラの顔と名前が一致してきたのも束の間、このシーズンからは更にキャラが増えるという鬼畜っぷり。まぁそれは置いておいて。。。

 

S2もS1同様に山場は9話なので人によっては退屈と感じるかもしれませんね。

ただやはり5人の王の争いやホワイトウォーカーの登場など、物語が大きく動き始めるのはこのシーズンからでしょう。

シーズン2はシーズン1とは打って変わってファンタジー要素が多く描かれている気がします。

 

このシーズンのジョンとデナーリス視点はあまり好きではないが、それ以外の視点(ハレンホール、王都、ウィンターフェル、ロブ&キャトリン)は結構見どころ満載だと思う。

特にハレンホールでの展開は原作とは違うが(原作だとルース・ボルトンの酌取り)、ドラマ版の方がアリアの賢さとタイウィンの恐ろしさがよく描かれているので好み。

ただぶっちゃけ、原作のルース・ボルトン&アリアの絡みを含めたハレンホールでの展開も負けず劣らず良いので、それはそれでドラマでも採用して欲しかった。

このハレンホールのストーリーラインだけ特別に2パターンあってもいいよね(笑)

 

シーズン3


 

もはやシーズン3=レッドウェディングというイメージしかないが、それ以外の展開もかなり濃かったシーズンではないだろうか。

バリスタン・セルミー合流や軍隊(アンサリード)入手など、デナーリスのストーリーラインに関してはS3が一番好きかな。

 

それと王都。

戦争が終わったのも束の間、今度はタイレル家とラニスター家の間で権力争いが勃発。

北部への鍵でもあるサンサを取り込もうとするタイレル家、それを阻止しようとするタイウィン。

タイウィンが王都に到着して猛威を振るっている感じが何度見てもたまらない(笑)

 

 

シーズン4


 

ずば抜けて好きなシーズン。

というかほとんどの人がS4を一番のお気に入りとして挙げるんじゃないかな。

 

ジョフリー暗殺、ジョン・アリンの死の全貌、ティリオン裁判、オベリン死亡、野人襲撃、タイウィン殺害などなど…息つく暇もないペースで色々なことが起こるのもこのシーズンの評価が高い理由の1つですが、なんというか、「ん?」ってなるような瞬間がないんです。

原因とそれに対する結果、それに至る道筋まで全て筋が通っていて、起きるべきして起きたというのでしょうか。

 

上記の理由からS3~S4の展開は完璧、非の打ち所がないと思いますね。

 

シーズン5


 

色んな意味で悲惨なことが起こったという印象しかないが…(笑)

 

まぁやっぱりティリオンが王都を離れ、小さいころから憧れていたドラゴンを生で見たりデナーリスと出会ったりしたのが展開的に大きいかな。

 

一連のドーン/バリスタン・セルミー/スタニスの扱いなど、脚本的にはやらかしているところもありましたが、他シーズン同様に終盤の盛り上がりは圧巻でしたね。

 

シーズン6


 

このシーズンからは原作を追い越したということで誰にとっても未知の世界。

 

なんといってもホーダーの謎が明かされたっていうのが衝撃度的には一番でしょう。

ジョンの出生は目敏いファンが既に暴いており、そのセオリーもかなり有名だったので、当時リアルタイムで見ている人の殆どが知っていたわけですが…このホーダー名前の秘密は誰も予測していなかったわけで。

 

シーズン全体としては結構起伏があり、終盤は全視点のクライマックスを詰め込んだということでかなり満足度が高い出来だったと思います。 

 

 

シーズン7


 

一言で表すと戦闘シーンと音楽がヤベえ。これに関しては幾度となく強調していますが、この2点では間違いなく全シーズンで1番でしょう。

ストーリー展開並にサントラとカメラワークに比重を置いて見ている自分にとっては結構楽しめたシーズンでした。

このシリーズで1番の天才はジョージ・R・R・マーティンでもD&Dでもなく、ラミン・ジャワディ!と言ってしまいたくなるほど彼の手掛ける音楽が好き。

 

私達が今までずーと見てきたキャラクター同士の顔合わせや再会なども多く、気付いたら最終話であっという間に終わっちゃいましたけど(笑)

 

その他、若干のモヤモヤ等は別記事にまとめております。

関連記事↓

 

rayford.hatenablog.com

 

 

まとめ


 

一通り全シーズンの感想をぱぱっと書き終わりましたが、もし順位をつけるとしたらどうなるだろう。

 

いやーでも難しい! どこを基準にするかによって大分変わってくるし。。。

だって戦闘シーンや迫力を基準にしたら、S7→S6→S5→S4→S3→S2→S1になるし、それを抜きにして会話シーンや展開構成、脚本などを基準にしたら、S4→S3→S1→S2→S6→S7→S5という感じでほぼ真逆になる(笑)

 

最終的に、この大まかな2つ側面を考慮して天秤にかけたら、やはりS4が断トツで、以下はS3→S6→S1→S2→S7→S5という感じで続くかな。