備忘録

主に映画やドラマの感想など。

各エピソードを振り返る (S5E8) 【ゲーム・オブ・スローンズ】

 

 

以下の記事は一つ一つあらすじを解説するわけではなく、振り返りです。

なので、あらすじのまとめ方はほぼ箇条書き+かなり雑になります(笑)

 

そして先々の展開のネタバレなどが盛りだくさんですので、全シーズン見終わっていない方はここでストップすることをオススメします。

 

 

デナーリス

 

デナーリスはティリオンとジョラーの処遇について悩んでいた。

いくら軍やドラゴンを持ってても1人ではウェスタロスを征服出来ないので、情勢に詳しい相談役が必要だというティリオン。

しかし、ジョラーをどうすべきか尋ねられると、彼は忠実な家臣だが裏切ったのは事実でそばに置くべきではないだろうという。

 

 

サーセイ

 

過去の罪がバレ、マージェリーやロラスと同様に投獄されたサーセイ。

暗く狭い牢獄で十分な食事も得られず徐々にメンタルが崩壊していく。

 

 

アリア

 

別人になる準備が出来たアリアはラナという牡蠣売りの少女になりすます。

アリアが港で牡蠣を売っていると、ある賭博師に出くわす。

黒と白の館に戻りジャクェンに見たことを報告すると、その賭博師をよく観察し毒を盛って殺すよう指示される。

 

 

サーセイ

 

クァイバーンが面会に訪れ、サーセイに近状を報告する。

この状況を抜け出すには罪の告白をするしかないというが、それだけは嫌だと断固拒否するサーセイ。

 

 

サンサ

 

サンサは裏切ったシオンに問い詰める。

彼女の気迫に押されてシオンはついにブランとリコンを殺してないことを明かす。

 

ウィンターフェルの大広間ではボルトン家を中心に作戦会議が行われていた。 

ルース・ボルトンはウィンターフェル内に籠もるのが最善策だというが、ラムジーは先制攻撃を仕掛けるべきだと主張。

 

 

デナーリス

 

デナーリスはティリオンを相談役として任命する。

 

 

ジョラー

 

自分を買い取った親方の元に戻ってくるジョラー、自由よりもデナーリスの前で戦う方を選ぶ。

 

 

サーセイ

 

身も心もボロボロになるサーセイだが、一向に罪の告白を拒否する。

 

 

サム

 

サムの元に食事を届けに来るオリー、ジョンの決断に納得がいかない様子の彼を見てサムは「あれは苦渋の決断だった」と言う。

 

 

ジョン

 

野人の大半が暮らすハードホームに到着したジョン。

突如現れたナイツウォッチに現場は騒然とするが、トアマンドの助けもありなんとか話し合いにこぎつける。

 

最初は猛反発していた野人達だが、ジョンとトアマンドの「人間が生き残るためにはやむを得ない選択だ」という説得により、一部のゼン族を除くほとんどの野人がついて行くことにする。

 

ゼン族は嫌いだという女性に頷くトアマンドw

 

野人を船に輸送していると突然雪崩みたいな現象が起き、門の反対側にいた野人は正体不明の雪煙に覆われ一瞬で静かになる。

次の瞬間、亡者となった野人達が門めがけて飛びかかってきて現場は一気にパニック状態になる。

 

続々となだれ込んでくる亡者、ジョンはドラゴングラスを取りに行こうとテント内に入る。

すると目の前に現れたホワイトウォーカー、ゼン族の男性が持つ斧をいとも簡単に砕いてしまう。

ジョンはホワイトウォーカーと一騎打ちになるが、俊敏かつ特殊な武器を携帯する相手に手も足も出ない。

絶体絶命な状況になったとき、手にしたヴァリリア銅の大剣で倒すことに成功する。その一部始終を見ている夜の王。

 

亡者の群れを掻い潜りなんとかボートまで到着、夜の王が両手を上げた途端たった今殺された野人達が亡者となり蘇る。

 

エピソードの半分以上がハードホームでの死闘というまさかのアクション回。

この回はS3E9、S6E9、S6E10と並んで大絶賛されています。

 

映像的に素晴らしいのは言うまでもないが、その他の高評価の理由の一つとして、この展開は誰も予想できなかったということ。

これまでのシーズンまでの傾向を考慮すると、大掛かりな展開/アクションのあるシーンは9話にまで持ち越されることが多かったですよね。それを8話でやっちゃう不意打ちっぷり。

更に、原作ではそもそもジョンはハードホームへ行っていません。つまり先の展開を知っていた読者にですらサプライズだったわけですね。

 

夜の王/ホワイトウォーカーの描き方がドラマと原作で大きく異なっているように映るのは、原作には夜の王/ホワイトウォーカーのPOV(視点)が無いから。

なので、S4E4の最後のシーンやハードホームでの騒動は触れられていないだけで原作でも起こっている可能性は十分にあります。