備忘録

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各エピソードを振り返る (S7E2) 【ゲーム・オブ・スローンズ】

 

 

以下の記事は一つ一つあらすじを解説するわけではなく、振り返りです。

なので、あらすじのまとめ方はほぼ箇条書き+かなり雑になります(笑)

 

そして先々の展開のネタバレなどが盛りだくさんですので、全シーズン見終わっていない方はここでストップすることをオススメします。

 

 

デナーリス

 

デナーリスは同盟を結ぶことに成功したヴァリスに礼を言うが、同時に過去のヴァリスの裏切りを問いただし、2度とそのようなことをしないよう忠誠を誓わせる。

 

ドラゴンストーン城にはメリサンドルが来ていた。

彼女はデナーリスと同様に長き夜を打ち破る力になると予想しているジョンを招集するよう促す。

 

 

ジョン

 

デナーリスから召喚されたジョンだが、ティリオンは優しい人物だと分かっていても信用できないサンサは行くべきではないという。

しかし大勢の亡者が迫っているこの状況、亡者達を一網打尽に出来る可能性があるドラゴンを所持するデナーリスを味方につけるべきだとダヴォスは助言。

 

 

サーセイ

 

ラニスター側を援護するようデナーリスの残忍性を大袈裟に誇張して印象操作をするサーセイ。

 

サーセイの言い分は丸々自分にも当てはまる。

サーセイは鬼火で街を破壊、ラニスター軍もタイウィンの指示で村を襲って焼き尽くしたりしてたりと、やっていることは何ら変わりない。

 

 

ジェイミー

 

ジェイミーはオレナを裏切ることを後ろめたく思っているランデル・ターリーをなんとかラニスターサイドに丸め込もうと説得。

そしてそんな彼に戦が終わった暁には南部総督の座を約束する。

 

 

サム

 

ジョラーのグレースケールの進行具合が酷く、もうじき心まで蝕まれてしまうだろうと通告される。

そんな彼がジオー・モーモントの息子だと知ったサム。

 

 

サーセイ

 

クァイバーンはドラゴン撃退のためにスコーピオンなるバリスタを大至急量産していた。

 

 

デナーリス

 

グレイジョイ、エラリア・サンド、オレナを交えての作戦会議が開かれる。

ドラゴンを使えば王都を簡単に制圧できるだろうというが、デナーリスは灰の女王になるつもりはないとその提案を断る。

代わりにドーンとタイレル家の兵を使って王都を包囲し、アンサリードはラニスター家の故郷キャスタリーロックを奪うという作戦で動くことになる。

 

オレナは時には意見を無視することも大切だとデナーリスに助言する。

 

オレナはレッドワイン家出身の人物で、そのレッドワイン家はロバートの反乱時狂王に対して最後まで忠誠を守っていた家の1つ。

こうして再びターガリエン家をサポートすることになるという何たる巡り合わせ。

 

 

ミッサンディ&グレイ・ワーム

 

キャスタリーロック襲撃に出向くグレイ・ワーム、彼はミッサンディと出会ってから死ぬことを恐れていると言う。

 

個人的に、何でこんなにもミッサンディ&グレイ・ワームのロマンスに重きを置いているのか疑問(笑)

 

 

サム

 

サムはジョラーの部屋を訪れ、密かに治療を始めようとする。

 

 

アリア

 

アリアはポットパイのいる旅籠に立ち寄っていた。

王都へ行ってサーセイを殺そうとしていたアリアだったが、ポットパイの情報でジョンがボルトンを打ち破ったと知った彼女はウィンターフェルへと方向転換する。

 

 

ジョン

 

サムからの使い鴉でドラゴンストーンに大量のドラゴングラスが眠っていることを知ったジョンはデナーリスからの招待を受け入れるつもりだった。

案の定猛反発を食らうが、王自らが行って女王を説得する必要があると言うジョンはサンサに北部を任せてダヴォスと一緒にドラゴンストーン城へ向かうことになる。

 

北部諸侯がここまで反対するのは、ネッドは王都で斬首、ネッドの父リカードと兄のブランドンは狂王の命令で処刑、ロブも婚礼で裏切られ死亡と過去に北部を離れたスタークには災難ばかり降り掛かったから。

 

 

ジョン

 

リトルフィンガーが地下墓地にいるジョンのところに寄り添ってきて、自分は敵ではないと言う。

そんなリトルフィンガーの首元を掴んで脅すジョン。

 

 

アリア

 

ウィンターフェルへ向かうアリア。

休憩をしていると狼の群れに遭遇し、その群れのリーダー各が過去にアリアが逃したナイメリアだと気づく。

一緒にウィンターフェルへ帰ろうと誘うアリアだったが、ナイメリアは立ち去ってしまう。

 

 

シオン

 

ヤーラとシオンはエラリア・サンドとその娘たちを乗せてドーンに向かっていると、ユーロンに奇襲される。

 

反撃を開始するもナイメリアとオバラはユーロンによって殺され、エラリア・サンドとタイエニーはユーロンの部下によって連行。

ヤーラもユーロンに一騎打ちを挑むが、その努力も虚しく彼女は捕まってしまい、シオンは仕方なく海へ飛び込みその場から逃げる。

 

今回のエピソードタイトル「Stormborn=嵐の申し子」、これは嵐の日にドラゴンストーン城で生まれたデナーリスと、過去に海上で嵐に遭遇し気を失いつつも「俺が嵐だ」と言い放ったユーロンのことを指しています。

 

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この海戦はユーロンが暗闇から急に現れて奇襲、短時間でヤーラの艦隊をめちゃくちゃに荒らしたあと静かに消え去っていくというまさに文字通り"嵐"のように描かれている。

バトルシーンの尺は少ないながらも音楽から振り付け、編集やVFXに至るまでかなりよく出来ていると思う。この海戦全体のスピード感がしびれますね。

お気に入りショットはユーロンの部下が雪崩のように続々と乗り込んでくるところ。サントラのドラムとこれでもかってくらいマッチしていて何度見ても鳥肌が立つ。

 

こんなこと言うと非難轟々でしょうが、下手したら落とし子の戦いより好きかも。

いや、誤解しないでね!?落とし子の戦いも素晴らしいと思うよ!(特に騎馬隊の突撃からジョンのワンショットまでは) ただ個人的にジョン軍がラムジー軍に包囲される展開からはあまり好きじゃないんですよね~。

 

と、私がこれだけこの戦闘における映像表現の素晴らしさを語っても、不人気のサンドスネークがいるってのもあり共感してくれる人はほとんどいないんですけど(笑)